日曜日。
晴れ。
休みの終わりの日。
いよいよ最終日。
2台目のメガCDが届く。
こちらは何の問題もなくゲームプレイができた。
まあそれなりの価格だったが。
こっちを箱に入れ大事にしまった。
こちらについてたメガドライブのコントローラは最初から反応が良くて
特に困ることがなかった。
追加で頼んだコンデンサも届く。
DUOの一部のコンデンサを交換。
これでしばらくはいいんじゃないんですかね。
表面実装だとコンデンサをぶちきって取り外すと無駄に熱をかけなくて楽だった。
あとは残った部分の蓋をとって足を取り払えばすぐに付けられる。
一応無水エタノールで綺麗にしてからフラックスを塗ってハンダを盛りコンデンサを取り付けた。
なまじ穴を通してるコンデンサ交換よりも手間がかからない。
腕のある人ならさくっと外せるんだろうけども。
腕がないと出来るだけ簡単に出来る方がやりやすいのかも。
まさか昔行ってた工場の知識が役に立つとは思わなかった。
コンデンサの組み立てをやっていたのでどういうものかは知っていた。
筒の部分をケースといい、中に横に長い紙を丸めてそれに脚をつけ、ペーストと呼ばれる液に浸して
ケースに入れ、蓋として足が通る穴が開いたゴムを取りつけ、ケースにくびれを作るがごとくかしめて
形ができる。
ケースによって外側にチューブをかけてざっと完成。
もちろんこれでは製品にならない。
エージングをして初めて使えるようになる、らしい。そっちはやってないのでどういう工程かは知らない。
ニチコン関係の工場行ってた頃はPS向けが多かった。
その時知らなかったホンハイ向けもあったな。
結局のちのちああだったこうだった知ることになるとは。
12時間2交代にすっかり体をやられて、おまけに派遣で行ってたのでいくらノルマを達成して月間で多く作っても
社員に出てた金一封は出ませんでした。
そりゃやる気もなくなってくよね。
そのまま勤めていても1年もたったころにみんないなくなっていたので
海外生産の余波をまともに受けた模様。
親戚の子が社員で行ってたがあとあと辞めていたのでかなり規模を小さくしたのか
なくなりかけていたのかは知らないけど先がなかったのは確か。
そのあとでセラミックコンデンサの外観をやるとは思わなかったが。
太陽誘電も給料的にはおいしくなかった。
こっちも12時間2交代だが、入って5時間は休みなし。
やるべき仕事は大したことないが拘束時間としかみれない内容がしんどかった。
入って半年くらいで有期雇用契約のような話が出たが断って違う派遣に行った。
ただこれでも残った人たちは最初の3年を超える前に全員解雇。
海外に生産の拠点を移すということで。
太陽誘電にいいように使われただけだったね。
そのあと2度ほど行くことになるがなんで雇ってくれたのかは知らない。
その2度目、都合3度目の時に、通勤手段がなくなったのでやめた。
派遣元としては適当な理由が欲しかったのだろうが、原付で通うには冬は厳しすぎた。
ブレーキワイヤ凍るんだよ。