僕は友達が少ない

 
1巻読了。
 
まだこの時点では1巻という表記はなし。
アニメ化決まったというならとりあえず読んでみるか、と店頭で探すも
見つからないという地団駄を踏ませてもらった。
 
だって数字書いてあるの2巻以降なんだもん。
 
 
で、だ、序盤から終盤にかけて漠然と思っていた印象。
台詞主要状況説明圧倒的不足。
 
かなりがっかりな面持ちで文字を追っておりました。
 
例えばキャラの掛け合いが単にセリフの羅列だけとか
主人公の心理描写が簡素で感情移入がしづらかったりとか
常に何か足りない腹心地。
甘いの好きじゃないからデザートは頼みたくない、そんな感じ。
 
ただライトノベルの宿命である主人公独白タイプの進行が簡素であるがために
非常にサクサク読み進めることができる。
 
このへんはハルヒの作者には見習って欲しい。
あちらは大分無駄な知識ひけらかし文章が多くだれてくる。
 
とはいえなきゃないでサラッとし過ぎなのもたしかであるが。
 
だが、最後の過去話に関しては別。
うまくまとまってるというか、個人的に非常に好みな展開表現で金返せ、という気分は失せた。
 
今の段階で言えるのはヒロイン2人の横暴さは面白かったけど
それ以外の登場人物、妹、後輩がとってつけ要素に過ぎず登場させる意味があったのか疑問。
この二人、セリフ、立ち回り、ともに小慣れてなくて後頭部に違和感をおぼえた。
 
ま、1巻以降も発売されてる作品なので次巻からの活躍に期待ということで。
 
ということで感想をひとことであらわすと、書いてる人は面白いと思ってるんだろう、かなあ。
それは巻末でも著者が語ってたけど、まさにそれ。
 
アニメ化してヒットさせるとなると脚本と演出は大変だろうね。
インデックスみたいな作りだと確実に失敗すると思う。
あれは端折らないと収まらないボリュームなのでそれを考えると全く問題にはならないか。
 
今放送してる電波女と青春男みたいな感じだと見れそう、かな。