7月19日(日)

日曜日。
晴れ。
 
休み。
 
大逆転裁判クリア。
やはりというか周回プレイには向かない作品。
一度プレイすると、ありがとう、って感じかな。
 
限定版の特典だけ残しておいてソフトは一時手放すというパターンがいいのかも。
 
とりあえずクリアしてみた直後の感想。
かったるい。
 
だからね説明すると、わかりやすいたとえだとあれか。
少年漫画的だとバトルやってて佳境、てなときに入る回想。
 
かったるくないですか?
 
で、本編に戻ってきて直前の回想。
 
そこまで忘れておらんわ。
 
ドラマでもそうだけど回想シーンって必要なのかね。
聞かされてる人たちが一様に同じシーンを想像するのだろうか?
 
話だけで言葉だけでセリフだけで言い表せなければ意味がないと思うんだけど。
 
まあ感想がごっちゃになってるな。
内容としては進行が進んでは戻りの繰り返しで疲れる。
昔流行った牛歩戦術というの。
 
それで脳裏に浮かんだセリフをいちいちシーンごと再生も混ざる。
 
え、何言ってんの?どうしろっての?も少なからずあるが、
だいたいは、あーあれか、ってなかなかこっちに操作を渡さねーな、が多い。
わかってる時だけ、というか、わかりやすい時だけやけに考える時間をくれるというか待たされる。
 
スリードの説得力が薄いのもなんかなあ。
それでいて確定されてる部分が濃いのかと問われるとそっちも薄い。
 
たとえば、ほんとに亡くなってるの?なんの前触れもなく?
 
2,3年かけたわりにシナリオのボリュームとしてみたら1週間もかからない。
少なくても話をかけないオレですら1週間仕事と併用しながら出せそうな流れ。
 
もちろんキャラクターそれぞれのセリフまで用意できるかは微妙だけども。
 
にしても英国舞台だって言ってるわりにやたら外国人に理解しにくい日本語が並ぶ。
それでいてその一部にしかクエスチョンマークがつかない。
 
どれだけ日本語に造詣があるんだよってつっこみたくなる。
あ、造詣って時点で物事に深いという意味らしいので。
 
なによりキャラクター回しがわからん。
有名な名前のキャラを殺してみたり、役どころ替えてみたり、なところ。
 
とはいえ確定なのか何か変わりそうなフラグがあったりとか仕込まれてはいるけれども。
ただ今作ではほったらかし。
 
どうしても大風呂敷広げたくなるのかもしれないけど、まずはコンパクトなものを用意したうえで
丁寧にたためばよかったのに。
 
最終的な感想はこんなところかな。
 
演出かったるい、例えばキャラクターの余計なアピールモーション。
シナリオかったるい、例えばなんにもしてないのに陪審員の感情で引き延ばし。
システムかったるい、エンドロール時にロードマーク出るの初めて見ました。
 
いやもうアドバンスいやDSソフト基準で作成したほうが良かったと思います。
まあ昔より新しい技術で退化した感覚を表現したといったほうが正しいか。
 
今回は6300円程度で購入したけどもクリアした今の気持ちとしては
4800円クラスの出来だろうか。
 
満足度としては2800円程度かな。
損した気分。
 
あれだけ評判の悪かった4のほうが2倍くらい好きですね、ぼくとしては。